3週目、4週目の木曜日はスケーター、ダンサー向けのブログを院長藤田がお届けします。
さて、スケートのシーズンも真っ只中。
大会は、いつものリンクで行われるということはほぼありません。
宿泊をともなった遠征で問題になるのが、
“おなかの調子”
ですね。
いつもみたいに食べられない!食欲がでない!
味付けが変わってしまって口に合わない!
おなかの調子がよくなくて下痢になる。
逆におなかがはって便秘になる!
腸は免疫にも関連するので、風邪や感染症まで拾いやすくなってしまいます。
こんな時にどうしますか?
普段の食事から気を付けておくともちろんいいのですが、遠征先でもできることがいくつかあります。
その1 おなかの調子を整えるサプリを持参する
胃酸が上手くでない選手も多いのでこれを助けるために、グルタミンや酪酸菌のミヤリサンを使います。両方とも錠剤でありますから持ち運びも問題ありません。これらは腸のエネルギーになるもので、日本人もあったものです。また、お出汁も同じ効果があります。
その2 とにかくよく噛む
普段から気を付けてもらうことの一つでもありますが、遠征先では再確認することが大事。のど越しのいいものや、究極液体のプロテインでさえ、噛んでから飲む!唾液と食品が混ざることで、胃に落ちたときの負担がかなり変わります。口腔内はアルカリ性、胃は酸性。この二つがまざって中性になるので、しっかりと口腔内ではアルカリ性の恩恵を受けてから次の段階に進んでほしいものですね。
その3 とぼとぼ散歩にいく
実は、歩行には気分をあげたりするほかにもリラックス効果や、胃腸の調子を整えることができるのです。早歩きでやれば、息もあがってきて気分もそれにともなって上がってきます。でも、胃腸の調子が悪いときは、まずは、宿泊施設の周辺を「とぼとぼ」と歩くこと。ゆっくりの速度がおなかの調子を整えてくれるのです。
できるものからやってみてください。
かなり効果は期待できますから。
日頃から自分の食事傾向を知っておくこともまた有益です。
こちらは血液検査を使った食事指導としてラボでおこなっています。
10代のスケーターでもダンサーでも受けられますよ。
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