トップの写真はなぜか本番ではなく私の好きな写真をBallet Nextさんからお借りしました。
前回は劇団四季のミュージカルを取り上げましたが、今回はバレエ公演。
昨年の秋くらいからあるバレエダンサーのケアをさせていただきました。
そのご縁で、バレエネクストというカンパニーの方のケアにも関わらせていただき、ほぼ毎週のようにスタジオにも足を運んでいました。
日頃のレッスンから、ランスルー、リハなどどれもこれも貴重な体験ですし、それをこなしていくダンサーさんからでてくる身体の相談も本当にリアルでした。
怪我に関してのお話ではなく、私がみたフィギュア目線のバレエのお話をしたいと思います。
私の日頃みているフィギュアスケーターは「競技」ですので、その分野はスポーツで、最終的には勝ち負けのような結果がでてしまいますが、バレエは「芸術」ですので、どこまで行っても勝ち負けや点数というのが舞台ではでてきません。
今回の舞台は「シンデレラ」ですので古典バレエといわれる伝統的なバレエであります。
これもまた、伝承されてきたものであり、競技とはちがうのですがそこには決まった「ルール」というものがあります。
結局はそれは美しさにつながるものだと私は理解していますが、足の運びや手の出し方、姿勢にいたるまでどれもが「ルール」の上にあります。忠実に動きをできるようになることは、本当に基礎があってそれをコツコツやってこそであり、まねるという訓練にもなります。
これって、フィギュアスケートでもとっても大事な要素。
また、フィギュアスケートと共通していることとして「声を出さない」表現であること。
スケートはスケーティングでバレエは踊りで観客を魅了していきます。
以前、バックアップセミナーに参加してくださった方は覚えていると思いますが、表現力を担当した水井さんのクラスでは、「くさい」という表現を鼻をつまむとかという具体的な行動で表現しないということを練習しました。
そんなのできるの?と思うかもしれませんが、できるんですよ。
水井さんは、主に東京で活動されていますので、HPをチェックしてみてくださいね。
今回あげたのはほんの少しの部分ですが、バレエからだってフィギュアスケーターは学べることがいっぱいあります。
葵接骨院ではフィギュアスケートのための柔軟クラスを用意していますが、フィギュアスケーター以外の方も来てくださっていてその方がフィギュアスケートの会場に足を運んでくださったこともあります。
フィギュアスケーターだって、バレエを観に行って気が付くことはおおいはず。
バレエ公演って敷居が高いって思われがちですがそんなことはないですよ。
でも、できたら一度は発表会ではなく公演というのものに足を運んでもらいたいと思います。
さて・・・・・・ときどきバレエの方に言われることとしてフィギュアスケーターのおだんごが気になるそうですよ。
一番似合う位置とか大きさというものがあるとか。
バレエやっている方がいたら一度聞いてみてはいかがですか?
私自身がバレエにかかわることでこんなことも見えてきているので、選手であればもっともっと発見はありますよ。
ちなみに今回かかわったバレエネクストさんの拠点であるスタジオMOVEさんはオープンスタジオで
フィギュアスケーターでも単発で受けられるセミナーなどがあります。
セルフケアのヤムナボールや、床に寝て自分の体重がかからない状態で行うフロアエクササイズ(これ絶対にフィギュアスケーターにおすすめ!!)などもありますからぜひこちらもHPをチェックしてみてくださいね。
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【診療】
練習中のけが(ひねった、ぶつけた、こけた等による痛みなど)
氷が押せない、姿勢が良くないなどの長期にわたる痛み、原因のわからない痛みや違和感
【トレーニング】
けがをしない体を作るベーシックトレーニングから、さらにバランスシューズトレーニングや筋力をアップさせたい、俊敏な動きを獲得したい、フリーを滑り切る体力をつけたいなど。
姿勢調整、トリートメント、トレーニング全てを短時間(1時間)で完結したい。大会中のコンディショニングを行いたい (裏メニュー)
柔軟性を獲得したい