編集長を交えての打ち合わせ~本を書く~


“ギャラクシーブックス”での検索が相変わらず多い(笑)

書籍出版を持ち掛けられている方が非常に多いということですね。

そして、私に質問メールが来ることもあいかわらずです。

出版にメリット、デメリットがあることは確かで、その2つが何なのかは本人しかわからない。

ぶっちゃけ、フィギュアスケートに関しての書籍は【〇〇出版の本だから買おう!】ってことはまずないんです。

以前にも書いたかもしれませんが、私がフィギュアスケート選手を診始めたころは本当に情報がなかった。

今回の書籍化は、14年にわたる日々の診療の蓄積をまとめることやそれに付随するものへの期待、

最終的にはフィギュアスケート選手にいろいろなものを還元するための今の私ができる手段です。

途中、当院のHPの作り直しが入った関係で過去記事の転載をしたりで以前の記事はリンクが無効になっているものもあります。

書籍出版に関する過去記事はこの二つです。

本を書くことになりました。

初めてのアポ

 

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1月27日以降のお話。

 

1月27日、編集長を交えての最終意思確認と契約事項の確認となりました。

“出版関係基本契約書”

これは、出版権の設定や、著作物利用料(いわゆる印税)、データの権利、内容の保証、発行の責任、契約終了後の権利などなど24条をすべて説明をしていただきました。

聞いている私は

“ほー” とか “へー” の連続である意味楽しかった(笑)

昔、部屋を借りるときに不動産屋でうけた宅建をお持ちの方からの賃貸契約の説明を思い出しました。

一部出版にかかる費用に関してもこちらで説明がされています。

たとえばISBNコードの取得や、本のデザインなどは完全にお任せしているので費用がかかります。

また、一部権利にかかわることなどの調査もお願いしているので校正にも費用がかかっています。

簡単に言うと、私の出版にかかわる細かいところをお願いする費用的な感じです。

売れっ子作家でもなければ、完全自費出版でもない、ちょうど間の費用です。

そして、契約書の次が原稿執筆について。

これは書く際の決まり事があることをこれまた丁寧に説明してくださいました。

もちろん、覚えられるものではないので、しっかりとまとめたものをくださいました。

この中で、私がいまだに難解なのが、

“句読点を正しく使う”

ということ。

日本人だと普通に使っていることなので、いざ考えるとわからなくなって迷宮入りすることがある。

つけるつけないだけでなく、つける方がいい、つけない方がいいといったところまで。

また内容の検討も注意が促されます。

写真の利用や著作物の利用、肖像権など・・・・・

本を書くというのはいろいろ大変なんだなぁというのと、いろいろ守られる部分ってあるんだなぁというのが感想。

そして、次は“出版行動計画書”

これは、もう、コンセプトの話から、ターゲット、ボリュームなどをはなし、今後のスケジュール。

スケジュールみると本ができるまでっていろんな行程があるんだなぁってつくづく感じる。

ここでまず、

“2月18日までにまえがきの部分をお願いします。”

というところからはじまりました。

その後は1か月に1回の原稿チェックという流れになりました。

次回は、実際の執筆活動開始について書こうと思っています。

でも、いつになるのか・・・・・・・・

だって、フィギュアスケートのシーズンに入ってしまったのでそこそこ忙しいのと、昨年末に終わるはずだったHPの作り直し(フィギュアスケート用をさらにつくる)が半年もおしてしまったので予定が狂いっぱなし!!

あせらず待っていただければと思います(笑)