フィギュアスケーターの体組成を改善するための食事


以前、USフィギュアサイトに掲載された記事の翻訳になります。

基準がアメリカなので、日本人選手にはマッチングしない場合もありますが、このような記事が日本のサイトに載ることはなかなかないので、少しでも紹介できたらなぁと思っています。

 

フィギュアスケーターの体組成を改善するための食事

ヒトの体は、食事一回で処理できる「カロリーリミット」というものがあります。

食事は、筋肉や神経系が働くためには必要であり、炭水化物やたんぱく質などは「燃焼供給」という意味においても重要となりますが、食事量が多かったり、回数が多いことでカロリー過多になり、グリコーゲンとして備わるべきものが、脂肪に変換されてしまうという結果になることもあります。

リンクでの練習、リンク外での練習の助けとなるグリコーゲンの供給がスケーターだけに必要とされるのではなく、頻繁で、かつ過剰な食事の結果蓄えられる脂肪は身体組成においても悪影響となります。

 

食事の回数、量をうまく取り入れることにより、よりよいエネルギーを上手にストックできる。

 

1. 一日のうちで一番大きなウエイトを占める食事であっても自分の「燃料タンク」を超えないようにすることが大事。通常は600-800キロカロリー程度にしますが、身体の大きさや年齢、性別によっても異なってきます

 

2. 食事量を調整するために、食事量を半分にして3時間後に残りの半分を食べるようにしてみます。1回の食事を2回にわけて食事を摂取するという方法です。

 

3. 身体活動中は、10~15分後ごとにスポーツ飲料を少しずつ飲むことにより、筋肉量を維持します。多く飲む必要はなく、一定の時間の間隔で一口二口飲むことにより、競技中の脳の動きを助け、筋肉の破壊を防げるようになります。

 

 

食事指導もラボでしております。

あおいラボ(赤)