バランスボール、ストレッチポール、バランスディスク、バランスボード・・・・
この中のどれかを持っていますか?
そしてそれはなんのために持っていますか??
ほとんどの方は「バランストレーニング」のためと言われると思います。
でも、バランストレーニングってざっくりすぎてちょっと何なんだろう?って思うことありませんか?
バランストレーニングの分け方の一つに
「フィードバック方式」と「フィードフォワード方式」というのがあります。
みなさんがよく目にするバランスボールや、ディスクなどは
「フィードバック方式」というものです。
フィードバック方式というのは、
スケートを例にとると、ジャンプで軸がずれて、着氷時にバランスを崩しそうになったとき、
着氷と同時にどんな手段を使ってでもバランスをとろうとする。
というようなイメージです。
ポイントは、バランスが崩れる→どのような手段を使ってでもバランスをとる。
ある意味、美しくはないです。
片脚立ちでバランスとってて、崩れそうになったら腕を回してみたりバタバタしてみたりするのと同じですね。綺麗じゃないですよね?
一方のフィードフォワード方式というのは、
着氷時に理想となるポジションをあらかじめトレーニングしておき、
徹底的に覚えることで、着氷時にそのポジションをとろうとするトレーニングです。
その理想形に近づくために他の身体の部位がサポートに入ります。
ポイントは、記憶している理想形のバランスを呼び出す→そこに近い形で着氷する→足りない部分は他で補う。
理想形のバランスポジションを事前に知っていることが大きく違います。
この場合の「理想形」というのは何を指しているかというと、一番、無駄な力を使わずに立てる骨の配列(アライメント)のこと。
院にくるとよく膝のポジションなんかを指摘されるのですが、
膝の軟骨の摩擦係数というのは0.1%以下なので、すごーくツルツル滑るものなんです。
関節がバランスが取れる位置、つまり理想形は、ニュートラルのポジション。
これ以外は、「どんな力を使っても」といったように、周りの靭帯や筋肉に依存することになります。
ニュートラルのポジションを最初から身に付けるのが、フィードフォワード形式ということ。
まわりの筋肉や靭帯に依存するだけのバランストレーニングでは得られないものがあるのです。
どちらも必要なのですが、往々にしてみていると
フィードバック形式を選択している選手が多いです。
基本はやっぱりフィードフォワード形式。
これなくして、いろいろなバランストレーニングをするのはいかがかなぁと私は思っています。
特にスケーターのトレーニングが最近よくアップされてきていますが、
10年以上選手の身体を見続けているので、こうしたらいいのに・・・がありますね。
スケート靴の中まで指導できないと厳しいですよ。
ということで、今回オススメするフィードフォワードを使ったアイテムは
「リアライン バランスシューズ」
となります。(貼ってある楽天のリンク先に動画説明が載っています)
院でももちろん取扱いはありますし、指導もしています。
使い方の指導を希望される方は、30分のパーソナルで承ります。
お気軽にご相談くださいね。
|
パーソナルトレーニングに関しては