バレエを習うフィギュアスケーターはたくさんいます。
通う理由としては、「姿勢をよくしたい」というのが代表格だと思うのですが、
バレエで姿勢は本当によくなるのでしょうか?
電車などで「あーこの子バレエやってるっぽい」って子に遭遇したことはありませんか?
お団子ヘアーがなくても「たぶんそうだろう」って。
それはおそらく「姿勢」でそのような雰囲気をひろうのだろうと思う。
同じ審美系スポーツの新体操の子もバレエを習ったりします。
彼女たちもまた「姿勢の良さ」はあるのですが、スポーツゆえのはつらつさの方が雰囲気としてある。
バレエはバレエ特有のたたずまいというのかそこにはあると私は思う。
一方、同じ審美系スポーツなのに、フィギュアスケーターを町中でみかけても
「あっ、あの姿勢のいいのはフィギュアスケーターだろう」
ってかんじには誰もならないと思います。
座った時、寝たときになんとなく足首を組む動作にフィギュアスケーターぽさを感じるときはありますが。
姿勢の悪いスケーターは結構多いと思う。
彼ら彼女らが「いい姿勢」「正しい姿勢」を体得するためにバレエを習ったらそれが勝手に身につくのか?
答えは「NO」
いい姿勢や正しい姿勢というのはバレエを習ったら勝手に身につかないのです。
これらは、練習を積まなければ身につかないテクニックなのです。
さて、ここまで自分でまとめたかのように書いていますが・・・実はここまでの文章
ある本のイントロダクションに書かれていたものをアレンジしました。
「バレエの立ち方できてますか?」という本です。
私の院では、多くのスケーターを診ていますが、その関係で多くのバレエ教師の方も知っています。
バレエの先生から、
「今度はうちのクラスの子を診てほしい」と
バレエダンサーが送られてくることがあります。
今では、ほぼ毎週のように新たなバレエダンサーの初診を診ています。
不思議と彼女たちはまっすぐ立ててないこと、まっすぐ歩けないこと・・・・
とにかく私が思っていたバレリーナはきれいに立てる、歩けるという想像を裏切るものでもあり、
なにかヒントを得たいとおもい、バレエの立ち方できていますか?の著者である佐藤愛さんのセミナーを受講しだしました。
そこで気が付いたのが先ほどの文章そのものです。
「正しい姿勢」というものはバレエを習ったから勝手に身につくものではなく、練習を積まなければ身につかないテクニック
だということです。
フィギュアスケーターの多くがそもそも正しく陸で立てていません。
これがないから、いろいろなけがで私の院に相談がくるのです。
これがあれば、今悩んでいるスケーティングだって、ジャンプやスピンだって上達すると思います。
知ってるはずの
「基本が大事」
それを思い出させてくれる良書との出会いでもありましたので、よければ購入して読んでみてくださいね。
バレエスタンスというバレエ特有な立ち方ももちろん掲載されていますが、その基本はフィギュアも同じです。
バレエを習ったから勝手にいい姿勢が身につくものではない。
だから、ぜひ会得してほしいです。
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