スケーター特有の内出血


2013-07-17 21.10.23

スケーターの治療をしていると気づくことがあります。

一人、二人のスケーターだけをみている治療院の先生とうちが絶対的に違うところ。

じっくりスケーターの足を注意してみていないと気が付かないし、

フィギュアスケートの競技特性を知っていないと気が付かない。

おなじ審美系スポーツやバレエではみられないことでもあります。

 

まずはこの写真。

何度かとりあげたことがありますが・・・・

2013-07-17 21.10.23

スケーターの腕の写真です。

内出血が広がって腫れているのがわかると思います。

この状態の選手が来た場合何を想像できるかだと思います。

実はこれはスピンの練習で、腕を締めることによってできたものです。

肘の部分に圧力がかかって毛細血管が切れてしまってこうなります。

ここまでひどくなるのはあまりありませんが、今までにも肘の周辺では数例みたことがあります。

 

このほかにも斑点状の内出血が手の甲などにおきることもフィギュアスケーターでは見られます。

また、足でも、足の甲に斑点状の内出血がぽつぽつとできたり、膝から下で起きたりと

できている部位とそこから練習量や栄養状態を見極めることができてきます。

これがあるときは特に別の部位などで痛みを訴えやすくなっていますし、

実際、院に訪れる理由は他の部位の痛みなので、見逃されがちですが、

こういうのを読み取るとその痛みの原因がどこにあるのかも見えてきます。

特徴として身体がまだできていない中学生くらいまではよく見られる現象ですが、

それ以降になると見かけなくなります。

つまり、成長期に多い症状の一つで、強い血管がまだ十分に作られていないか、

作られるだけの材料が足りていないのかなど、問診の中で突き止めることで対策もできます。

 

フィギュアスケーターを日頃見慣れていない治療家の先生にはこういう症例があることを知ってもらうのがいいので、掲載しておきます。

また、親御さんなんかでもときどきお子さんの足や手などをみてあげるといいと思います。

多くの場合は、タンパク質とビタミンの不足でこれを解決することでも対応が可能だからです。

しっかりとけがを治しているのに痛みが取れない場合、多いのがタンパク質の不足。

ここを解決することであっという間に痛みが消えることはよくあることです。

ただし、使い方が正しくないとそれはそれで問題なので、最終的には治療家だけでなく、

トレーナーやコーチの指導方法などにもかかってくるのもまた事実です。

 

いずれにしても身体の定期的なメンテナンス、食事の指導は競技を続けていくうえでの

コンディショニングにつながります。

昨シーズンはトップ選手の相次ぐけがの報道がされてきていました。

また、報道にのらないまでも、なんらかの故障を抱えている選手は多くいるのも事実です。

「痛みがあるのが普通」

と思わずできることを一つひとつやってもらえたらなぁと思います。

 

葵接骨院では、このようにフィギュアスケーターに特有な症状などを知っている強みがあります。

困った時、助けの一つの場所として記憶してもらえれば幸いです。

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