ここからの季節、バレエの方は発表会がふえてきます。
その本番やリハでの食事のご相談がありました
本番当日と前日は朝から夜まで劇場に缶詰め状態になります。基本的に親は中に入れません。
その時の昼から夜の食事なんですが、衛生面も考えて、朝劇場入りする前に近くのコンビニでおにぎりやパンを買って持たせることが多いのですが… 空き時間にサッと汚さずに食べられて、栄養のことまで考えると、どんな物を選んで持たせるのがおすすめですか?
とってもいい質問ですね。
・会場からはでられないので一日分を持ち込む。
・食事バランスを考えて持ち込みたい。
・衣装やメイクに影響しない工夫を知りたい。
これらを踏まえて考えてみますね。
【会場からは出られないので一日分を持ち込む】
これからの季節は衛生面が気になりますよね。
楽屋などはある程度冷房は入っているとは思うのですが、やっぱり本番前におなかを壊したのでは意味がないですよね。
気を付けたいのが菌の繁殖です。1回分はお弁当にする方も多いと思いますがここで注意が必要。
暑さと湿気でかびと雑菌は繁殖します。
意外に見落とされるのが「お弁当箱」。
食品を入れるお弁当箱のすみっこや、蓋のパッキン部分などに意外に雑菌が残るケースも。
熱湯消毒するとか、お弁当を薄めたお酢で拭くなどの対策も必要です。あとは、
生野菜はいれないこと。
前日の残りのおかずは必ず再度加熱すること。
汁気があるものはさけること。
ごはんやおかずは必ず冷ましてからつめること。
【食事バランスを考えて持ち込みたい】
ポイントとなるのは栄養素です。
・エネルギーになるもの
・タンパク質がとれるもの
・ビタミンや水分を含むもの
エネルギー源になるのは、この場合炭水化物になります。
おにぎりやパンが浮かぶと思いますが、いなりずしやバナナ、カステラもここには含まれてきます。
次にタンパク質がとれるものとなると、
チーズやギリシャヨーグルト、ゆでたまご、魚肉ソーセージ、焼き鳥、枝豆、サラダチキン、プロテインバーなど
葵で取り扱っているようなプロテインチップスもおすすめです。女子にとってはおやつも重要な楽しみですから。
同時にタンパク質がとれるのはありがたいですよね。
ビタミン、水分補給となるものは
くだものが代表格になります。少し凍らせておいて保冷剤かわりに使うなんてものありですね。
飲み物でも、栄養補給ができたりします。
たとえばスープやココア、味噌汁、ゼリー飲料など
【衣装やメイクに影響しない工夫を知りたい】
衣装を身に着けると飲食禁止にされることもあるようですが、衣装を汚さないで食べる配慮も知っているといいですね。
・一口大にそろえる
・個包装にする
・ストローを使えるものにする
おにぎりは一口サイズにしたり、一口サイズのプロセスチーズやドライフルーツ、ナッツ、キャンディー、グミ、こんにゃくゼリー、チョコレートなど一口でパクッといけるものがおすすめ。
個包装は、串にさしたり、ラップでくるんだりという方法です。
ストローはペットボトルなどもストローで飲む工夫をしてやるといいですよね。
いかがでしたか?
何かしら参考になるようでしたらぜひ利用してみてくださいね。
また、こんな工夫がありますよ!というのもあったらぜひ教えてくださいね。
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今回の質問もLINE@からいただきました。
LINE@ 【女子アスリートの治療室】
著書「フィギュアスケーターの治療室から」でも反響の大きかった第2章の女子選手の悩み。ここに特化した情報を知りたいという、親御さんや治療家さん、指導者さんのお声からLINE@での配信を始めました。成長期の女子選手のからだの特徴などを中心に配信しています。成長期の生理の悩みや身体の変化、女子選手が持つ悩みや解決法などに特化しています。おともだち登録で、「本には載らなかった5つの女性アスリートの特徴」の無料PDFをプレゼント中です。登録時のお礼メッセージからダウンロードしてくださいね。
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