目標設定と達成方法


葵接骨院のスタッフが毎月必ずやることがあります。

それは、月報を書くことです。

月報というと難しいのですが、

今月の目標を決めてその実行方法を考えるということ

をしています。

目標はたとえば、【トレーニングに来ている選手の継続性を高める】などという場合、

途中離脱してしまっている人の理由は何だろうと考えてみて

毎回目標確認してなかったことかも?

達成感を感じれていないことかも?

トレーニングに来ること自体ができなくなっているのかも?

などといろいろ検証をしていきます。

その中で、まずは、

一緒に目標確認をどの選手ともしてみよう!

ということを考えて、具体的に自分がやること解決方法として書いて提出をします。

今月の目標【トレーニングに来ている選手の継続性を高める】

達成方法【選手の目標を一緒に再確認することをセッションの最初にする】

といって感じになります。よく選手でも目標をたててくれたりするのですが、解決策が

【がんばってやる】

というのがあります(笑) いやいやそれはね。頑張ってできるものではないんですよね。

何をすべきなのかを具体的にあげること。

何でつまづいているのかがわからないといつまでたっても改善はされません。

また、自分の状態がどうなのかの把握もないとできることもわかりません。

 

目標を決めて、方法を決めて、やってみて、修正する。

 

このサイクルを回してどんどん目標を達成していきます。これはビジネスの世界では

【PDCAサイクル】

と言われるいってみればビジネスの原理原則です。

そして、これは、選手の目標達成でも同じように【原理原則】になります。

前回、血液検査のことについて書きましたが、血液検査の結果も目標設定の参考値になります。

身体を壊すことなく、栄養状態のいい状態でトレーニングができているのか?

選手にとって健康はすべての目標の最低条件です。

これをクリアしてないとしたら技術の取得も表現力の取得も何も前にすすめません。

今年、シーズン前にたてた目標を立てたと思います。

残りの試合もわずかです。最後、ここまでの目標達成の見直しをしてみませんか?

目標は何度も見直すことが、次の中期や長期の目標に達する方法です。

原理原則は、生き延びる最低限のスキルでもあります。

使わない手はないのではないでしょうか。