モチベーションは“維持”するものではない


3月になりフィギュアスケートのシーズンもほぼ終わりです。

さて、1年を振り返ってみたときにときどき言われることとして

“モチベーションが維持できなかった”

というのがあります。

結論から言うと、モチベーションは“維持”しようとした時点で上手くいきません。

これは、トップ選手のメンタルトレーニングなどもされている田中ウルヴェ京さんも、メルマガの中で

50年って節目っぽいからでしょうか。。。最近よく聞かれることは「競技引退後も、色々挑戦していて、モチベーションの維持の秘訣を教えてください」ということ。
モチベーションの維持。
えー、そもそも、モチベーションって「維持」しないもんだし。維持しようなんて思った瞬間に、やる気なくなるし。というような「無駄な正論」は置いて。

というエピソードを紹介するほど。

また、私自身が受けているビジネスセミナーでも同じように

 

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モチベーションにこだわる人ほど、
結果が出ない
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という傾向があります。これは、ほぼほぼ間違いないです。

 

との一節が “成功習慣” の一つに挙げられていました。

スポーツにおいてもビジネスにおいてもそして日常においても成功に必要なのは

モチベーションではなく

“習慣化”

と言われています。

“成功するための習慣化”

モチベーションに左右されることなく、行動ができることが大事。

モチベーションがさがったから何かをしに行ったり

モチベーションがさがったから本を読むようにしたり。

そいう行動をするのではなく習慣化なのです。

 

選手においても同じです。

目指すところがあるなら、いちいち自分のモチベーションをあげにいってたのではしかたないのです。

きっかけはあってもいいのですが、それが内からのものでないと意味をなさない。

Your inner drives will propel you further and faster than external perks.
内側からの「やる気」のほうが、外側からかけられる叱咤や激励よりも、速く、より遠くへと人を駆り立てる。

ウルヴェさんのメルマガの最後の一文です。

考えさせられるなぁ。

ちなみに習慣化は諸説ありますが、

21日続けられることが最初の目標のようですよ。

新年度に向けて、再度このあたりを見直してみるのもいいと思います。