いよいよ全日本ノービスが始まります。
そして来週は西日本。
ちょうど金曜日から京都で研修を受けているので、どこかのタイミングで西日本をみれそうです。
伸び盛りの選手をみているのは何も私だけでなく、
一番近くにいるご家族だったりする。
普段の様子はご家族から聞くことも多く、その中でもウエイトをしめるのがやはり食事になってくる。
自分自身のごはんつくるのも面倒だなぁとおもうこともあるのに、家族の事だけでなく、
選手としてのお子さんの栄養を考えたりととても頭が下がります。
トップの写真は、これまでにしてきた食事調査の写真です。
3食バランスよくできればベストですが、調査をしているとそれはとても大変なことだということがわかります。
学校給食がある選手は、幸いにも1日のうち1回でもバランスのとれた食事をとっているので、
ここがベースとなって食事を組み立てやすいのですが、お弁当となると一気にハードルがあがり
お弁当を作ってくださるお母さん次第ということになります。
食事調査はまずは、いつもどおり【現状を知る!】から始まります。
ここは選手も交えてやってもらうことがある。
それは、起床時心拍数を測ってもらうことと、起床時の排尿後の体重測定。
これは疲労度を栄養状態を簡易的にしるにはとてもいいから。
選手自身が疲れや食事に目をむけてもらうことをしないといつまでも他人任せになってしまう。
いい演技をしたいのは本人ですから、そのために協力をしないと、家族の協力は得られないと思うこと。
そのために、朝起きたらその場で毎日1分、心拍数を測る。
いつもより数字が大きければ疲れているなぁということを自覚して、それに応じた対応をすること。
練習量を見直すのか、今日の練習前のアップに変則を加えるのか。
自分に必要なアップやコンディショニングはまず自分の現状を知ることから。
選手のささいな情報が、お弁当を作る、食事を作る人にとってはやる気にもつながる。
そして、食べることでどう変わっているのかの変化をちゃんと伝えてほしいです。
疲れにくくなったとか、間食をしたくなくなったとか、おなかが重くてうごけないとか。
いいことも悪いことも。
それをもとにまた次に進んでいけばいいのです。
そしてどんな時も忘れないでほしいこと。
いただきますとごちそうさまは感謝の気持ちをこめて!!