フィギュアスケートの陸トレ 親の課題 その2


前回はアメリカにおける陸トレのガイドラインの2つを紹介しました。

1. なぜそもそも選手はオフアイス、陸トレをすべきなのか?

2. オフアイス、陸トレの構成要素はどんなものにすべきなのか?

というものでした。

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ここからが実は、フィギュアスケーターの親御さん自身にもよく考慮してもらわないといけないところになっていきます。

3. 陸トレとして、ストレングス、パワートレーニング、柔軟性、持久力トレーニングをしてスケーティングの向上をはかる際にもっとも考慮すべき点は?

a. 氷上での正しい姿勢の保持

b. ストロークスピードとパワーの向上

c. ジャンプの高さの向上

「びっくり」でしたか?それとも、「当たり前」だと思えましたか?

陸トレにおいてなにより優先すべきは、ジャンプが高く飛べることでもスピンがうまく回れることよりもなにより先にくるのが

 氷上での正しい姿勢の保持

なんですよ。

でもほとんどの親御さんやトレーナーさんはここに気がついてなかったり、

とばしていたり、指導されていなかったりするものなんですよ。少なくとも葵の門を叩く方は。

実は、ここでの項目はa~iまであるので全部で9項目なんです。

長くなるのでここでは書きませんが・・・・

 

陸上で綺麗に座れていない、歩けていないのに氷上でそれができるわけがありません。

氷をおりてからもスケーターは、オフトレが続きます。

最初のうちは、ちょっと大変かもしれませんが、習慣化されてしまえばなんてことはないのです。

美しい立ち姿、歩き姿、すわり姿はちゃんと氷の上に生きてきますよ。

 

そして、この姿勢(アライメント)については葵接骨院では積極的に指導をしています。

まずは、トレーニングメニューを参照してください。

ガイドラインは4つ目へと続きます。

4.安全な陸トレを行うためには?

1. インストラクターの資格(これはアメリカにおけるものです)

2.トレーニングはガイドラインに従ったものであること

など他にも上がっていますが、ここはあくまでアメリカ基準なので割愛。

では日本と共通するものは?となると

3.どんな指導者がいいか?という項目ではないかと思います。

USでは、パーソナルトレーナーで、フィギュアスケーターのための陸トレ指導者は、

フィギュアスケートをスポーツとして熟知しているか、知識をもっていなくてはならない。となっています。

できれば、選手と滑ってみることがいいけど・・・

ここが重要なんですよね。

でもね・・・・ここは掘り下げてしっかり話をしたほうがいいので、これについてはまた別の機会に(笑)