ここのところバレエやダンス関係の方からのご紹介で来院される患者様が多くなっています。
患者様を紹介くださる場合、また紹介で来られる場合はHPを一度熟読していただきご予約いただくか、
一度ご来院される方ご本人、または親御さんは院にご連絡ください。
以下のようのケースが多く認められます。
★診療日が違うためにお断りするケース
保険診療はどんなものでも使えるわけではない。1か月以内の「外傷」です。ころんだ、ひねった、ぶつけた等がないと健康保険は使用できません。ダンスを踊っているうちに痛くなった、繰り返し同じ動作してたら痛くなった等は保険診療の対象外です。保険診療日と実費診療(あおいラボ)の曜日はわけていますので、そちらをチェックしてください。
とりあえず来てみた → 保険診療日に保険対象外の症状であればその日は受診できません。また保険にしてもラボにしても集中して治療を終わらせるものです。保険診療であれば1ヶ月、ラボであれば3か月の通院が必要であると思っておいてください。間延びする通院は結局いい結果につながりません。
遠方から来たのに・・・→ 思わず言いたくなる気持ちはわかります。ただお時間を無駄にしないためにも事前に当院のシステムをご確認ください。読んでわからないことがあればお気軽にお電話ください。遠方からの患者様も近所の患者様もルールは同じです。
ラボの初診日には来られない → 水曜日午前午後、土曜日午後での受診は最初の1回のみです。これが都合がつけられないようでしたら、当院との縁は無かったと思って通える場所でしっかり治療をしてもらってください。
仕事があって診療時間内にはこれない → 治療者もスタッフもみなさんと同じ人間です。集中して仕事をしてまたいい仕事をするためにも休みは必要なんです。診療時間外は我々にとっては「休み」の時間です。ご配慮ください。
近くにフィギュアスケーターやダンサーに詳しい治療家がいない → いたらラッキーなだけです。ただし、身体を診るプロフェッショナルで私以上の治療技術を提供できる方はたくさんいます。その方たちに自分のやっている競技などの理解をしてもらえるような働きかけをしてみるのもいいと思いますよ。「この人をどうしても治してあげたい」と思わせたら成功です。治療家は基本、探求心の塊のような人が多いです、そこに火をつけたら新たなあなたの分野の治療家の誕生ですよ。私ももともとは、フィギュアスケーターだけを診たいと思っていたし、そのためにバレエの治療家講習会に行きましたが、バレエの悩みを聞くようになって解決していくうちに「バレエやダンスに詳しい」治療家になってましたから。
青文字のような発言をよく受付で聞くのですが、診療日が違えばお断りしてしまいます。
★保険適応外の疾患で保険を使おうとするケース
上記にも記載したとおり、健康保険には使うためのルールがあります。仕事中の怪我であれば「労災」にもなります。
問診票に何とかいたら保険使えますか? → この時点で実はアウト!理由が書けないのは外傷ではないケースが圧倒的に多いからです。よくよく問診を聞いたら保険適応ということももちろんあります。その場合はこちらも対応しますが、保険適応にするための問診の書き方を教えることは致しません。
★診療日が違うために当日診ることができない
★健康保険適応ではないため診ることができない
この二つのどちらかです。あとはその中に属するようなこまごました話なのです。
なので、難しいと思ったら、紹介者の方には「一度問い合わせしてもらってから行ってね」と紹介の際に付け加えてほしいのです。
治療する側もされる側も気分よく治療をすすめられるようにご協力お願いいたします。
院長 藤田のぞみ