“噛んでる”の嘘をあばく


咀嚼チェック

フィギュアスケーターの血液検査の結果が少しずつ集まってきました。

血液検査結果は、お医者さんがチェックする場合は、臓器の機能障害などをみます。

でも、私自身はその部分は、ファミリアクリニックの田島先生にお願いしています。

そこで特に治療の必要がない場合のみ、私の方で栄養指導をするという形になっています。

スケーターの血液検査結果は本当に今後の選手育成には役に立つと思っていますし、

“やっぱり”という感じです。

これは男子選手であっても同じです。

宮原選手の疲労骨折のあと、トレーニングだけしていたらきっと彼女は復活してこないなぁと思っていたら、適切な栄養指導も入っていたとのこと。

この話はとってもうれしかったですね。

 

さて、選手だけではないのですが、血液検査項目に“ペプシノーゲン”というのを入れてもらっています。

簡単に言うと、胃酸がでているのか?というチェックです。

世の中には栄養を指導している方が沢山います。

みんな共通して言うことは【よく噛む】ということではないでしょうか?

これがないと栄養の吸収が始まらないからです。

私自身も【よく噛んで】という指導をしますが、

“結構噛んでいます”

“噛むようにしてます”

“噛んでます!”

って言う方が多いのですが、本当にそうなのか?ということで、最近では咀嚼チェックガムというのを使うようになりました。

噛む力と唾液の分泌をガムの色の変化でチェックするというものです。

“噛む力を目でチェックする”

というのはなんとも説得力のあるものです。

実際、ペプシノーゲンの低い人にやってもらうと色の変化は最終段階まで達していません。

つまり、胃酸が少ない人は、【噛んでいるつもり】であったことがよくわかります。

 

よく噛むことは、唾液の分泌を促してくれます。

唾液の中にはたくさんの酵素が入っていて主に、糖質の分解を行ってくれます。

それがしっかりと食べ物ととまざって胃へとつながっていきます。

胃では、ペプシノーゲンという胃酸が食物の消化を助けてくれますし、栄養素を吸収しやすくしてくれます。

 

口の中はアルカリ性、胃は酸性ですから、中和を目的にしていることがわかります。

血液検査から足らない栄養素をみつけて足すことも大事かもしれませんが、

そもそも吸収できるような体でなければもったいないだけなのです。

 

栄養学の第一歩は【よく噛むこと】

あなたは噛めているますか?一度チェックしてみてください。

 

咀嚼チェックガムは院でも販売しています。

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