LINE@女子アスリートの治療室の登録者限定で行った東京でのセミナー
実は、ここに東海大学の野球部のトレーナーでもある西村さんが参加くださいまして、
セミナーの様子と感想をいただきましたので紹介します。
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「生物の授業を再確認する栄養学」
のぞみ先生に行ってもらった講義は、
先生が普段アスリートや保護者の方に行っている
食事指導の導入部分をメインとしたものでした。
「こういうメニューがいいですよ」とか
「この食べ合わせがいいですよ」という話ではなく、
体内でおこる代謝のしくみを理解することで、
何を食べたらいいのかがわかる、というお話。
ワタシも選手や保護者の方にスポーツ栄養学の講義をすることがあるので、
いろいろ教えてもらって、上手に活用させてもらおう
(またの名をパクろう)と思っていたのですが(笑)、
いやはや、まったく思ってもみなかったような
アプローチ方法で大変勉強になりました(^^)
まったく思ってもみなかった=突飛なもの、というのではなく、
生物の授業で習ったATPだとか、クエン酸回路だとか、
電子伝達系だとか聞いたことのある言葉から、
エネルギー代謝を理解するといった内容で、
のぞみ先生は、こうした話を来院するアスリートや保護者の方に、
一人一人説明してから栄養指導をされているとのこと。
エネルギー代謝にはさまざまなビタミン・ミネラルが必要ですが、
どのタイミングで使われるものなのか、
不足すると血液検査のどの数値が変わるのか、
といったことなども教えていただいたのが、
個人的には大変参考になりました。
ちなみに以前ワタシの血液検査の結果を見てもらったことがあるのですが、
「あーこれ、脱水ですね」とか
「タンパク質足りてませんね」とか
指摘されて、いやはやビックリ。
特にフィギュアスケートやバレエ、新体操など
審美系スポーツとよばれるアスリートは、
体重の増減や体型の変化に過敏になりやすく、
「食べなければやせる」
という誤った認識をもっていることもあるので、
こうした誤解を解くためにも、
何を食べるのか、どの栄養素を満たさなければならないかを
理解してもらうことが大切です。
ベジファースト(野菜を先に食べる)が成長期のアスリートの必要なのかとか。
まだまだ書き足りませんが、こうした教育啓蒙活動は、
どんどん積極的に行っていくべきだ!と改めて思った次第です。
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実は東京開催は、西村さんからの依頼によるものでもありました。
東京に行った本当の目的は、西村さんと2人で吉田都さんの舞台を観に行くため。
これはこれですばらく、いつかこの話を書きたいと思っていますが、
まずは、私のセミナーの紹介でした。
いやー、本当に文章書くの上手い方です。
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