体力の限界でも踊り切りたい


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LINE@ 女子アスリートの治療室にバレエの方からの質問が来ました。

ざっくり要約すると、

フィギュアスケーターは体力的にも苦しい後半で、自分にとってチャレンジな技を決めていくのにどんな練習をしていますか?

というものです。

答えとしては、

持久系で、具体的にはインターバルトレーニング

というのをスポーツでは使うケースが多いですね。

ただし、陸トレにしっかり時間をとれている選手は少ないので、

氷上でのインターバルトレーニングなんかをやっているようです。

何人かの選手が答えてくれたので紹介すると・・・・・

 

プログラムを2分割や3分割にして、

同じパートを、間に一定時間の休息をいれながら、数回繰り返していく

 

ランスルーを何度も繰り返す

 

プログラムを滑り終わったあとそのまま、リンクを5周全力でスケーティングする

 

スケーティングでの走り込み 〇周!

 

氷上で曲かけながらダッシュ。スローテンポのときは流して、また走る!

 

など。

インターバルトレーニングで心拍数を使って、ある数値の心拍までの戻り時間で持久力を判断して、持久力が上がってきていることをチェックすることもあります。これだと見える化で自信をつけていくこともできます。

方法論的にはこんな感じですが、これをやっているおかげで

 

本番は最後まで滑って更衣室かえるまでは疲れをかんじない

 

というご意見から・・・・

 

それでも本番は緊張で練習以上に体力が奪われてしまいます(笑)

正直ずっとプログラムかけてると4:30が短く感じてきて「後ちょっとぉ!」って感じでなんとか滑り切れてます笑

 

というお話もあったので、メンタル面は大きいですよね。

葵接骨院だと、「座位腹筋」というのを指導しています。

呼吸に使う腹筋と、姿勢に使う腹筋を分けて力をいれるようにしていきます。

最初は意識してやってもらい、

最後には無意識でもこれが使えるようにと持っていきます。

苦しくなった時に、姿勢維持に使って欲しい筋肉まで呼吸に使いだすと

綺麗に滑りきる、演じきることができないからです。

 

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