フィギュアスケートバックアップセミナーの前半が終わりました。
第3回からの水井博子さんのエモーショナルトレーニングと
第1回からの寺沢直樹さんのリズムトレーニング。
今年のテーマは「魅せる」をそれぞれの講師の方が選手に伝えてくださっています。
水井さんのエモーショナルは、3年目で複数回参加している選手もいれば初めての選手もいます。
このクラスのキーワードは
「スイッチ」
だったと思います。
たとえば私自身印象的なのは、
“スイッチのオンオフをどのようにするか”
というところ。
これ、実はわかっているようでできない。
正確にいうと、「何らかの原因があって妨げる」。
大人になってくると「はずかしい」という気持ちがはっきりしてくるので、この恥ずかしさを取っ払えばできる!
・・・・なんてことはなくて・・・・・・・
いろいろなスイッチの入れ方やオフの仕方がある。
あまり書くとネタバレになってしまうので書けませんが(笑)
そして、端にスイッチのオンオフだけでなく、オンになった時の電流の違いや
オフにした時の電気の消え方までを感じられるもの。
ぼんわりと消えていく選手もいれば、スパっと綺麗に消える選手もいる。
どれが正解というのではなく、それらがどんな風に【魅せる】ことにつながるのかが、
おもしろいようにわかってきて、こちらも日頃診ている選手の個性とつながっていくのが感じられました。
また、主催で参加しているにも関わらず、
選手一人ひとりの知らない一面を私にみせてくれる水井さんのクラスは毎回楽しみでもありますし、
3回目となると水井さんの試行錯誤もみれて非常に興味深い。
今回はこの上なく、重たい空気も感じ取ることができ、
「魅せる」に思わぬ五感のスイッチが入るのもそれこそ魅力的であった。
参加してくれた選手一人ひとり、さらには、巻き込まれた(笑)親御さんも
セミナーを通して、自分と参加者の「魅せる」のスイッチに触れられたのではないかと思われます。
一旦、スイッチオフになるとこれまたとてもキュートな水井さんがみられるのも彼女の「魅力」だと思われます。
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7月30日(土)にバックアップセミナーの後編が開催されます。
スタッフ三輪の魅せトレと、平山素子さんによるムーヴメントリサーチです。