競技につながるトレーニング?


今年のフィギュアスケートバックアップセミナーの申込みも始まっています。

フィギュアスケーター以外も申込みが可能ですので、詳細をご覧になってみてくださいね。

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過去のセミナーにおいて【必須】にしていたクラスがいくつかあります。

その中の一つが

【ベーシックトレーニング】

これはいわば武道でいう【型(形)かた】と同じで葵にとっても【型】なのです。

武道の型というのは、

決してそれ自身が相手を倒すための実践的な技術ではなく、

自身の身体や生命すらも守り、相手を制する力を作るもの・・・・という意味合いではないかと思っています。

 

多くの方は、競技性ばかりに目が行っている。

動きの土台となる筋、骨、神経、そして精神の働き、そのすべてが大事であり、

【型】は単に動きの要領だけを身につけるだけでなく、

具体的にそれを続けることでそれぞれの舞台で変化を実感ができるものなのではないでしょうか?

 

何かの動きを変えたいとき、ベースをしっかり捉えることが実は遠回りのようで近道なんだと日常の診察から思う。

 

どなたかが【型はタイムカプセルだ】と例えていましたが、

型に込められた思いはすぐにはわからないけど、あるときそれを理解する場面に遭遇するだろうと。

 

そんな思いをこめて、選手には【ベーシックトレーニング】に挑んでもらっている。

ただし、いわゆる【地味トレ】であるために、そのうちやらなくなってしまう選手もいることはたしか。

一般の患者さんにも、このベーシックトレーニングは分解した形で、運動療法として取り入れている。

 

葵を卒業して、再びなんらかの理由で戻ってくる患者さんと話していると「あっ!あの運動すればいいんだ!」と、思い出してもらえる時がある。

これが「タイムカプセル」的な場面だと思う。

 

選手には、もう少ししっかりとこのタイムカプセルの構造を知って欲しくってベーシックトレーニングには必ず「座学」を盛り込んでいる。

 

小学生であろうと重力の話をしっかりして理解できるようにしている。わからないのではなく、わかるように伝えるだけ。

 

葵のトレーニングではリアラインコアもバランスシューズも、他のデバイスだって使っています。

でも必ずこれは、「ベーシックトレーニング」という「型」があってのこと。

これがない状態で流行りものに飛びついて「コア」だと叫んでみても無意味である。

そんな選手をたくさんみてきたからここは確信だと思っている。

 

ベーシックトレーニングで取り入れているのは、

「歩行」

「WB体操」

「腕立て」

「オポジット」

「ナンバリング」

「腕回し」

「座位腹筋」

どれも生活の中に入れるにはさほど難しいものではない。

主に小学生を対象にしている発達発育のプログラムもあります。

 

「実践的な技術ではない」

と冒頭では言ってみたが、結局は「実践に一番直結した身体」を作るものなのだ。

競技に一番遠いように思えるものが競技に一番直結しているケアとトレーニングになっている。

そこがなければケアもトレーニングも競技の練習も、その先にあるのは、分離症だったり、ヘルニアだったり、オスグッドだったり、シンスプリントだったり、アキレス腱炎だったり、外頚骨だったり・・言ってしまえばすべてのスポーツ障害だったりする。

 

ベーシックトレーニングを座学を含めて学びたい方は、ぜひ水曜日、土曜日の午後のラボにて予約をとってみてください。

およそ1時間の座学と実践で4320円で一生の健康の奥義と方法を教われるのだから破格です。

うちにとってはベーシックトレーニングが院のコンセプトそのものであること、また職員にとってこれを理解することが、

葵でトレーニングと治療を直結させられる道だということ、そしてそれを人に伝えられるようになって1人前に近づくという、

いわばスタッフ教育の場でもあるためにこの値段で提供をしている。そういう意味でこの値段を設定している。

迷っているのであればそれは【やってみたい】という思いでしょうから、ぜひ一歩を踏み出してください。

競技をする選手だけでなく、親御さんも一緒に健康が手に入ります。

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