フィギュアスケーターが縁となり、バレエダンサーをたくさん診るようになりました。
ダンサーの悩みを解決するにも理解不足があるので、
近年はDancer’s Life Supportの佐藤愛さんのセミナーに参加させてもらったり、
彼女のブログで勉強させてもらっています。
過去のセミナーの中では、【ダンサーの足】というのがあり、トウシューズについてのお話をきかせていだだきました。
その中で、まずは “足の構造” ということでお話が進んでいましたが、
“足の固有筋の・・・・・”
というところで、おそらく解剖学的なものを知らない方たちは “ポカーン” となったこととおもいます。
“固有筋” という名前の筋肉があるわけでなく、筋肉一つ一つには名前がちゃんとあります。
あしのところの筋肉です。(画像はピップ株式会社より)
大まかにわけて4層。
大事なのは名前でなくてこれらが働いてくれてないと “あしのアーチ” は保てないですよね~
というお話です。
フィギュアスケートでも同じですが、バレエのルルベにおいても2種類の立ち方ができます。
フィギュアやバレエでなくても、一般の人でも筋をつかってつま先立ちになるのには2種類です。
写真でみるとこんなかんじ。
上は、足の裏をとおる底屈(ていくつ)、屈筋を使っている。
下の写真は、足の甲側の伸筋群をつかって立っているのです。
すねが痛くなってしまうタイプですよね。
できるだけやりたいのは、上の写真のほうで、さらに言えば、指だけでなくあしの裏の筋肉も働いていてほしい。
その働いていてほしいのが“固有筋”という総称の筋肉ですね。
さて、セミナーでは固有筋のトレーニングをおそわり、スケーターにも提供しています。
この筋肉なかなかサボり癖がついていると、自力で使おうとすると最初はなかなか動かないのですが、
ここで頼りにするのが、医科学ですね。この辺はスポーツ医学の得意とすること。
“足指を他動で動かすことで、足底の筋肉が反応しやすくなる”
ということが筋電図で明らかになったんです。
簡単にいうと、
なにも刺激をいれない状態から固有筋のトレーニングをやるより、
ちょっと刺激をいれてやるとすぐ固有筋は反応してトレーニングの効果は高いよ
ということです。これを使わない手はないわけです。
で、どうやるかというと・・・・・ラボで提供させてもらってます(笑)
講義のあとに愛さんに足背型で立つ方とか、そもそも押せない人ってどうするの?
って話をしたところ、“うちにくる段階でそういう人たちは淘汰されているから”とのお話でした。
そりゃごもっともだ(笑)
そういう人たちを丁寧に診させていただくのが葵接骨院だったわ。
自分のからだの状況を知ることは大事ですよ。
からだのメンテナンスは、あおいラボでやっておりまーすヽ(´▽`)/
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