早生まれは悩ましい?


公立中学の卒業式も終わり、学期末も迫ってきました。

新入学をむかえるみなさんは入学準備にワクワクなのか、ドキドキなのか?

さて、日本の学年は、誕生日で言うと、4月2日~翌年の4月1日までを同学年でみています。

その昔は1月始まりだったので、その名残で1月~3月生まれを【早生まれ】としていたのが

そのまま今でも使われているようですね。

小学校1年生でも、4月生まれと翌年の3月生まれのこどもではほぼ成長に1年の差が生まれます。

この時期の1年というのはやっぱり大きいものです。

私自身は小学校6年で身長が160センチありました。

当然、身長順だと後ろから3番目と大きく、小さい同級生は140センチ台もいたと思います。

中学に進んで部活なんかをやりだすと、この体格差はそのまま筋力差にもなります。

4月生まれと早生まれの子が一緒にレギュラー争いをするのもどうかと思うけど、頑張ればなんとかなる!と思っている方も多いはず。

では、実際はどうなんでしょうか?

実は、残念ながら、誕生月とその後の競技での活躍度合は関係性があります。

プロ野球やJリーグでの誕生月を調査すると、早生まれの1月~3月の選手が少ないのです。

これは、中学のトップリーグをみてもそうなんです。

4月始まりの学校の部活に影響されていると考えられます。

誕生日の偏りがみられるのです。プロ野球で言うと、高卒選手の誕生月を調べると半数が4月~7月生まれですし、同じ4か月くくりで考えてみて早生まれが入ってくる12月~3月の生まれの選手は18%セントしかいません。

 

こうなると気になるのが、フィギュアスケーターはどうなのか?ということです。

昨年の全日本出場選手女子30名を調べてみると・・・・・30名中20名がある時期に生まれています。

それは・・・・・・

出場選手の3分の2が7月から12月生まれなのです。

2016女子

比率女子

つまり、4月始まりの学校の部活は、年度始まりから半年以内の選手がプロとして進んでいる率が高いのと同じように、7月から登録年度が始まるフィギュアスケートでは、7月からの半年に生まれている選手が圧倒的にシニアで活躍している率が高いということです。

30名中20名ですからかなりの高確率です。

では、男子はどうかというと・・・・これも全く同じです。

昨年の全日本出場した男子30名をみてみると女子と全く同じ結果になっています。

2016年男子

 

比率男子

小さいころからスケートの年度で区切られて切磋琢磨しているので、他の競技同様に年度頭に近い選手のほうが体格的にも有利でそれがアドバンテージになっていることがわかると思います。

スケーターにとっての年度末は4月~6月なのでこの誕生月の選手が淘汰される率が高いということです。

実際、日本のトップである全日本がまさにそのようになっています。

 

さて、この話、まだまだ続きがありますが、長くなるので続きは後日。

一つだけ言っておきますが、年度末に近い誕生日月の選手は“将来活躍できない”ということを示唆しているわけではありませんので悲しくならないようにお願いします。

葵接骨院ではこういうことも考慮して選手の育成をサポートしていきます。

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【診療】

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